成長関数

人によって成長する癖が有る

一月ぐらいずーっと社長に言われ続けてきたことがようやく理解できた。私が言われ続けてきたのは「すぐにやれ」である。自分は時間のフィードバックについては、非常に遅い。けして、ぱっとやって何でもすぐに出来てしまうような型の人間ではない。私は、指数関数型の成長関数を描く。それはあらゆる分野において言う事が出来る。勉強であろうと仕事においても、有る一定の準備期間を使って臨界点を越えるまでは人並みに物事をこなす事が出来ないのだ。

指数関数型成長関数

それは私の特殊な構造に由来する。私は最初に「当てる」の部分の性能が著しく低い。そして、標準ドライバーが使う事が出来ない。そのため、あらゆる物事において、地道にドライバーから作っていくために、他の人から見ると遅く見える。しかし、それがある点を越えると著しく成長をするようになり、普通の人を超えることが出来る。私はどちらかといえば、安定した研究者型の成長関数を持っている。私は有る一部分は「極める」ことが出来るだろうが、他の部分はどうしても普通の人以下になってしまうのが通常の生き方なのだろう。

しかし、なぜか私はもって生まれた「好み」は、安定ではなく不安定の安定、つまり「カオスのエッジ」だった。私の父親は、私と持っている能力は非常に似ているが、「好み」が安定である。そのためにしばしば意見が交わらなくなるが、私のこの好みはどこから来たのだろうと思うことも多い。母親も、強くは無いが安定思考を持っている。私は何者なのだろうと、そこで思うわけだ。兄弟にも私より「安定型」と「当てる型」の2人がいるが、私はその中間であってよくわからないが特殊なのだ。ちなみに指数関数型成長関数は男性脳であればあるほど、そのような傾向が有るようだ。

対数関数型成長関数

一方、私と反対の関数型の人間がいる。それは対数関数型成長関数を持っている人間だ。それは物事を始めるときに「当てる」のがうまく、初期段階の成長力は一番あり、バランス型であり、人間関係において非常にアクティブである人々である。これはおそらく「女性脳」の理想的な能力であり、理解よりも先に有る程度うまくこなす事が出来る。極めることは苦手であるが、動き続ける大地の中でバランスを取りつつ物事をうまくこなすのが得意だ。

そのため、ベンチャーや営業の分野では最大の能力を発揮するタイプだ。このタイプはとにかく立ち上げがうまい。何も理解せずに有る程度うまくこなせてしまう。標準ドライバーをそのまま使う事が出来る。その代わりに立ち上げ期が終わってしまうと、成長は鈍化し理解の前にうまく出来てしまうために極めることが出来ない。固定された長期競争では、それほど芳しい成長を見せることは少ない。神童のタイプで自己の特性を見極めることが出来ないと、大人になって凡人になってしまうのもこのタイプだ。

私の親しい友人で、バランス型であるにもかかわらず、好みが「極める」型である人がいる。初期段階の立ち上がりにおいて、素晴らしい成績を収めるにもかかわらず、理解する前に出来てしまうために有るところまでくると指数関数型に抜かれてしまう。私より、あらゆる人間関係や物事にたいしてうまくこなせるにもかかわらず、安定志向を持ってしまっているために、能力を生かせない。彼の能力は「波乗り」の際に最も能力を発揮できるというのに。

安定特性

人にはどの程度の安定を求めるかという安定特性が個々によって違うらしい。安定特性はつまりは飽きの速さに規定されると思われる。私は物凄く飽きるのが早い。そのため安定性よりも面白さを求めるようになっている。安定を求める人は逆なのだろう。飽きないために安全をとる。わざわざリスクをとる理由が無い。

私から見たら物凄くつまらない事でも、飽きずに出来る人がいる。逆に私から見たら、リスクばかり高いだけでリターン無いのにと思うことでも挑戦する人がいる。つまりはそういうことだと思う。神経回路の特性によって私たちはかなりの制限を受けている。それこそが個性であり、男性らしさ、女性らしさだ。

脳のハードウェア特性

まとめてみよう。

神経の閾値(能力):高い(女性、言語系)←→低い(男性、論理系)
神経の飽き(性格):早い(リスク、面白さ、カオス)←→遅い(安定、安全、ロウ)

このように大きくハードウェア特性が異なる。この組み合わせで大きな性格と能力の区分が変わってしまう。なんと、d,私という個性の貧弱なことか。たまたまこうだったから、こうなっただけで、何の根拠も無いわけだ。

逆に言えばハードウェアの特性上の問題であって、これをソフトウェア的に解決するにはどうすればいいのだろうか。社長は自分に変われと言うが、ハードウェアの特性はどうにも今のレベルでは変えられない。そのためにソフトウェアでソフトウェアシミュレートする必要が出てくる。もちろんネイティブに適うべくも無いがやるしかないだろう。

指数関数の成長関数を対数関数的な立ち上がりを加えると理想だ。立ち上がりのその部分はシミュレートするしかない。他の人を参考に出来ればいいが、論理的回路の持ち主は回路が特殊で有るために、ハードウェアドライバーのコピーが難しい。だからこそ論理的に解決するわけなのだが。

ただ、ただでさえ遅い論理系の回路を使っていては、問題は2重に遅くなるために無理だ。だから、論理以外の回路を育てる必要が有る。論理を通さない回路系統を作る必要がある。すばやい反応のみを目的とした神経回路だ。

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