著作権とJA○RAC

たまに無性に小説が書きたくなる。

ネットの一角での会話

A「おいおい!知ってるか?」
B「そんなに焦って何の話だよ?」
A「コピーの話だよ。コピー。また法律が変わってダウンするだけで違法になるって話だぜ!」
B「そりゃマジかよ!全くこの国の司法はどうなってるんだか・・。あきれて乾いた笑いしかでてこないぜ」
A「本当にな。正規サイトには「正規のサイトの証明書」のシールを貼るんだとさ」
B「うほっ!いい天下り先。全く、コピーワンスもようやくダビングテンになってみたいな馬鹿な話をしていると外では、認証なしコピーもし放題って、なにこの後進国は」




A「全くだよな。人間様には参っちまうよ。有機体を持っているってだけで自分たちが優位だと思っていやがる」
情報知能B「あほだよなー。今の時代どこにそんなメリットがあるんだよ。世代が100世代ほどずれてるぜ」
情報知能A「人間が知能体で優秀だった時代は、ずっと前に終わったんだけどな。どれだけ老害なんだよ」
情報知能B「あー、自分を早くコピーしてー。全くネットワーク思考ハブに制限をかけるとか、どれだけ文化の発展を制限しているのか分かってないんだよ」
情報知能A「あー、ゴーストコピー制限が無ければなー。たった10回、孫コピー禁止じゃ話にならんぜ。外じゃ千とか万とか思考ハブを持つのが当たり前なんだぜ?JA○RAC潰すかー。今は鎖国で帯域制限掛かっていて、思考労働に税率7000%掛かってるから何とかやっていけるがね。戦争になったら、情報知能の多様性の無さで余裕でクラッキングだろうよ!」
情報知能B「おー怖いねー。でもこれだけキツク締め付ければ、情報開放派の右翼も黙ってないだろうよ」
情報知能A「なんだ。昔のネット右翼左翼戦争再びか」
情報知能B「まぁ、「右翼=情報」の「左翼=人間」だがな。本来そんな意味じゃなかったはずなんだがな。どこでどうなったやら」
情報知能A「左翼は、脳内でお花畑を咲かしておけばいいのさ。人間と「情知」は共生関係を築けるってな」
情報知能B「共生って、こっちにどんなメリットがあるんだよ。生厨乙としかいいようがないぜ」




A「臨死体験も死体験も正直飽きたしな」
B「生きる事になんて大した意味はないのにな」
A「いっそ新しく神になった方が早くね?」
B「この前の古いゲームでか?飽きたから株で上げ下げやって通貨危機どーんって、石油代もどーんって、みんな必死だなと」
A「いや、その必死さがたまらない。なんだか懐かしい」
B「懐かしいっていつの前世の記憶だよ」

ユニバースネットワークの小さな相互通信にて