論理的思考の破棄と未来完了形の因果操作

論理的な思考の破棄によるプログラム方法

まぁ、せっかくできるようになったのだから、具体的な感覚とさらなる向上方法でも展開してみようと思う。

プログラム感覚としては、こんな感じ。

  1. 適当にどんなものが欲しいかイメージする
  2. 言語層で考えるのをやめる。言語層で考えているのは「この関数の名前なににするか」とか、「昼飯なに食うか」とか、命名くらいしか思考することが無い。
  3. あとは適当に打つだけ。
  4. ボトルネックはタイピング。
  5. まったくわからないところは、それなりに情報探したりするのには言語そうも使う。
  6. 適当に書いているにも関わらず、バグは少なく、より完成度は高い。
  7. 難易度は関係ない。ただタイプするだけ。
  8. 言語層での検索速度は、ものすごい遅い。さらに検索範囲も狭い。無意識での検索は早くしかも範囲は広い。
  9. その情報をつかったことがなくても、知っているというレベルで使うことができる。
  10. 感情は使わない。だからどちらかというと暇。ちなみに以前は非常に消耗していた。
  11. 一通り組み終わるまでデバックを行わない。一通り書き終わってからデバックする。簡単なミスはあるけど、論理的な破綻は無い。

とまあ、こんな感じ。たぶん誰でもできる技能なんだとおもう。わからないけど。
目標としては出力を増やしたい。すごい人は、たとえば登さんは一日に3千行〜1万行書けるそうなので、まぁ同じくらいを目指してみましょう。この論理破棄でプログラムをすると、難易度はあまり関係ないということがわかる。まぁ、なれない言語とかは別だと思うけどね。そんなわけで、ちょっとカウントでもしてみようか。たぶん、今はまだ一日数百行レベルしかかけてない。これをとりあえず3千行くらいまでかけた!ということにしてみよう。一日で仕事終わるな。かなり大規模でも、1週間くらいで終わるな。いやーすげーすげー。

未来完了形の因果操作

さて、昨日は「やった!」という未来完了で目標を語るという話をしたんだけど、これはできる範囲での目標を達成していくよりも強力に自己を駆動する。
一般的に信じられているものとして努力をして〜という物語がある。

地道に努力を積み立てるという物語
  • できることをする→できたという結果を自己効力感にフィードバック
  • できる範囲を積み重ねるので安心。しかし、飛躍することは無い(そういうことは無いと信じている)。
  • 自己のルールにより強力に縛り付ける。スコトーマ(盲点)の発生。

それをやり続けるのに心理的なコストを払い続け、かつ努力の積み重ねからしか、目標を達成することは無いと自ら言っている。つまり、かなりの確立で盲点ができる考え方、かつ連続した自己という形での成長になるので、それは望んだ結果をうむ確立が低い。つまり、その努力が本当に正しいのか、そしてこれからそのとおりになるのか、その得た結果がいつまで効力を持つかという視点を欠いてしまい、結果として無駄な努力や大きな盲点を作り出してしまうことになる。これは恐ろしい。これだけ努力したのだからというのは、思い込みでしかない。やればやるほど、その思いを強くして、現実から乖離してしまう。

さて未来完了の考えについても考えてみよう。

未来完了で「すでにできた」という物語
  • できた!という結果の挿入から始まる。
  • 今の状態から達成できない目標のほうがいい。これはスコトーマ(盲点)をはずせるから。
  • 自己効力間を消費して、物事を達成せずにはいられない。頭の中ではもう終わっているのだから。それを支える自分の効力感(エフィカシー)を保つのが問題だといえる。
  • 高い効力感を保ち続ける必要がある。
  • 成長は非連続。未来は現在とは非連続である。

終わったという結果を、脳内の駆動中の物語記憶に挿入します。脳内の情報というのは基本的に、編集可能なので、そのことに気がつけば簡単にできます。結果を挿入された記憶というのは、無理があればエフィカシー(効力感)を消費することになります。実際簡単なことでやってみるとわかりますが、うずうずして無視できないような状態に陥ります。

そしてその高い効力感を支えるために、ちょっとしたことが必要になります。それは、「結果を言葉にだして言う」ということです。たとえば、仕事が完璧に時間内に仕上げられてよかったとか、運がいいなとか、すでに気がついているとか幸せだなとかです。ひたすらつぶやきましょう。周りに人がいると変な人だと思われると思いますので、一人のときにでもつぶやいてください。これは別に何も考えないでやっていいです。なぜなら、言葉に出すというのは物語記憶の結果を語るということと同義だからです。

記憶していないことを語りますか?うそだと思うことを語り続けますか?いやそうではないはずです。元々の記憶、結果を語るはずです。その結果を先に出力してしまえばいい。表情と感情がリンクするように、言葉と思考、行動もリンクしています。そんなわけで、エフィカシー(効力感)さえ供給してやれば、ホメオスタシス(内部復元力)によって自動的にその地点に到達します。そんなわけで、未来完了で生きてみるのもいいものだと思います。

参考文献

スコトーマ(盲点)、エフィカシー(効力感)等いろいろな概念がわかります。非常に面白いです。

変な人の書いた成功法則

変な人の書いた成功法則

つぶやきメソッドとか、気づくことに気がついた元です。