走る速度を知らないのにアクセルを踏み込むことは出来ない

位置付け「ネタ」「かっこ悪い」って楽ですね

いつもよりも、ずっと素直に書ける。嘘じゃないけど、いい面だけ書くことは大変だ。何が大変かというと、悪い面を書かないから、悪い感情を持ったときに、止まってしまう。かっこ悪さを認めて、かなり楽になった。

いつも考えていることの8割はそんなに面白くないことで、後の2割が面白かったり刺激的だったりする。2割だけを書いていくとどうしても行き詰ってしまう。だから、もう少し関門を広げることにしよう。かっこ悪いことを書こうじゃないか。

ベンチャーを始めて思ったこと

まず、自分は非常に恵まれているということ。話し合えて、協力してくれる人たちが周りにいて、支えてくれる恋人がいて、応援してくれる家族がいて。本当に恵まれていると思います。いつもありがとうございます。

それと、「出来る」「売れる」「喜んでもらえる」という感覚が自分の中に無かったということ。基本的にプログラムとかサポートの業務が中心だったのでそのような感覚が無かった。だから、「宣伝に力を入れること」や「必死になって売る」ということを、やらなかった。今思うとそれは、怖かったんだと思う。全力でやって、売れなかったらどうしようと。売れるとは信じていた。信じていたと思っていた。でも、怖かったんだと思う。

売るなんて経験が無いから。営業なんて殆どしたことが無い。売れたことも無い。売れた喜びも、お客様の喜びも知らない。逆に売れない状態は容易に想像がつく。つまり、今までと同じ。自然に、力を入れるのが怖くなってしまった。全力でやって当たり前なのに、実際には忙しさを理由にあまりしなかった。怖かった。

僕は恵まれている。商材の値段からか、ブログの紹介なのか、みんなの頑張りの成果なのか、うまく行った。お問合せが来て、電話が来て、注文が来た。初動としては十分な数だろう。そして、お客様に喜んでもらえた。やっと、商売という感覚が少しつかめたような気がする。

ようやく、レスポンスが分かるものとなって、アクセルを踏むことが出来る。レスポンスが分からないものは怖くて踏み込むことが出来ない。自分は特にそうなのだろう。臆病なのだろう。自分の思考は、出来るだけミスをしないためのもの。あれだけ大口をたたいておきながら、実際に踏む段になって、怖くなってしまった。それを、お客様に助けてもらった。

僕は周りの人にいつも助けてもらっている。このブログでもレスポンスを頂けると嬉しい。ありがたい。感謝しています。僕は信じられないくらい恵まれている。感謝が少しでも伝わればいいなと思う。