新入社員が乗り越えるであろう2つの壁

大局が見えても、周りが見えないために、なんだかうまくいかない人のために。忘れないうちに書き残しておく。

壁はおそらく2つある。ひとつは、思想。もうひとつは、行動。わかっている人はわかるし、出来る人は出来る。
でも、出来ない人が出来るには、ものすごい断絶がある。おそらく数年かけて学んでいくものなのだろう。おそらく、出来ない人にとっては、理解してもすぐ出来るような物ではないと思う。それでも、気付くのに有効であると思うので書いておく。本当にすぐに忘れそうなので。

思想の壁

企業は、売り上げを上げて、利益を生まなくてはいけない。それが無ければ死んでしまう。しかし、細分化されたプロセスの中で、なかなか全体を見渡して、自分の行動を決定できる人は少ない。自分の仕事が「利益を生んだか」常に問うことが必要だ。間違ってしまうことが多いのが、「働いた時間」が「給料」になるという認識だ。利益を上げなければ、給料は生まれない。また、給与の3倍の利益を生まなければ、その企業はその人を雇う意味が無いと言われる。給与の3倍以上利益を上げているだろうか。

ここら辺は、コスト意識の問題だ。何が給与になっているのかというのを、認識しないと勘違いしてしまう事になる。

行動の壁

俯瞰視点の人が、引っかかりやすい壁だ。今回越えた壁はこっちだ。

行動が、うまく操れない人。予定がうまくいかない人。つい、他の事をやってしまう人。忙しい忙しいとばかり口にする人。そういう人が、この壁に当たりやすいのだと思う。

「行動する」という行動は、3つのプロセスに分解する事が出来る。
1.行動を計画、予定する。
2.実行する。
3.評価、フィードバックする。
この三つのどれかがうまく出来ないと、上記のような状態に陥る。そして、特に1番が重要である事に気が付かないと、抜け出す事はおそらく出来ない。「段取り八部」という言葉は伊達ではない。頑張れと言っているのではない、頑張っても出来ない事が存在する。行動が遅い理由、時間を気にしない理由、そして言い訳と癖・・・。

文章を書いていても、まともに感覚が書けない事に、驚くと共にいらいらしてしまう。自分は唐突に「理解」し、その時から「出来る」ようになってしまった。だんだん出来るようになったわけではない。一番解りやすい表現が、「レベルが上がった」だろうか。感覚だから、うまく書くことが出来ない。それどころか、昔の感覚を忘れそうになっている。なんで、あんなだったのだろうかと疑問に思ってしまう。非常にもどかしい。困った。書けない。

続き書きました。