最近の環境やら

いやーすみません。いまだに家でのネット環境が整わない今日この頃です。そろそろ繋がるのではないだろうか…という現状です。
ネットに繋がらないので、もっぱら本を読んでいます。すぐにアップできない文章って、書く気にならないのが不思議です。

昨日読んだのは、2冊。両方ともSF。グレッグイーガン。

万物理論 (創元SF文庫)

万物理論 (創元SF文庫)

宇宙消失 (創元SF文庫)

宇宙消失 (創元SF文庫)

やはり、情報の濃さが、違います。さすがですね。そして、残念なことに読んでいないイーガンの本が後1冊になってしまいました。
なんというか、ピンチです。情報に飢えて死んでしまいます。誰か、濃い情報を知らないでしょうか?文系の本は今までに疎いので、これぞというものを教えていただければ嬉しいです。今まで面白かったはずの情報が、だんだん色あせて見えてくるのは、頂けないです。

ちなみに、グレッグイーガンを読んでみるなら…「しあわせの理由」からでしょうか。

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

最高傑作ならば間違いなく「ディアスポラ」でしょう。

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

そんなわけで、「私」が何者なのか、「人間」が何者なのかということを考えた週末でした。間違いなく私は「素粒子」の集まりであり、分子、高分子、細胞、臓器、ニューロン、社会などさまざまな層にまたがって、構築された構造物であるということ。系の外側から観測したら、すべては空であるということ。価値というものは、構造化するためのボンドであり、私たちはカオスの縁に何層にも渡って構築された構造物であるということ。

そんなことを考えていたら、ちょっとなんか変な気分がするのです。