笑い男と模倣犯

いきなり、更新。

mixiから軽犯罪が2chに晒されて、祭りになり、余罪がたくさん見つかり、大きな祭りになった。

集団としての意識

攻殻機動隊笑い男模倣犯の出現、あれはあまりにやりすぎだと思ったけど、実際現実でも同じような事になっている。

正義感に駆られて、祭りという熱量に動かされて、大量の人を動かす炎上。仮想の世界が、現実世界を焼く時。

2chではよく見るけど、個を失って集団としての個を獲得していると考える事が出来る。そして、人は集団としての個の端末となり、集団として統率される。それは目的をではなく手段を共有した集団。おそらく個人としては、誰も責任、トリガーを引いたりしていない。でも集団としては明らかにトリガーを引いている。集合意識体としての意識が形成されている。現実を焼き尽くす地獄の炎として、現実を食い尽くすイナゴの大群として。

たぶんネットに疎い人は、匿名性がよくないとか、弱いものいじめとかの観点で物事を語る、理解する。でもこれはそういう話ではない。ある臨界点を達すると、トリガーが引かれてその熱量によって、焼き尽くす炎だ。誰にも制御は出来ない。制御をするとしたら、それは面白さ(引火剤)と防壁によってしか出来ない。水はまだ発明されていない。あとどれくらい現実が焼かれれば、その上位意識体は現実を焼くのではなく、触る事を覚えるのだろうか。戯れで現実を壊して遊ぶ赤ちゃんみたいだ。

成長するのかな。