量子力学的観測探偵とか

書いておかないと3日ぐらいで死ぬアイディア達。自分じゃ使いようが無いから書いておく。

量子力学的観測探偵

ミステリーで密室、そして探偵。いつもなら、ここで謎解きが始まるけど。しかしここで量子力学の登場。
シュレーディンガーの猫よろしく、「観測されるまで事象は収束されないから、部屋開けんな!」という変な探偵。
謎を全て解いて観測して、部屋を開けてみると、人は生きていたり。意味ねー。
決め言葉は「俺が全てを観測する!」
そして物語の観測者(つまり読者)によっても、また収束されて、読むまで結論は確率的。なんという物語だ。

あと猫繋がりで、バター猫のパラドクスを使った犯罪とか。

バター猫のパラドクス

バター猫のパラドックスは、二つの言い伝えを皮肉った組み合わせに基づいた逆説である。

  • 猫は常に足を下にして着地する
  • バターを塗ったトーストは常にバターを塗った面を下にして着地する

もしバターを塗ったトーストを(バターを塗った面を上にして)猫の背中へくくり付けて、ある高さから猫を落としたらどうなるかを考えた場合、この逆説が発生する。

動物愛護団体から来るであろう抗議にもかかわらず、もし実際に猫を落とすならば、2つの最終結果のうちのどちらか一方は決して起こらないことになる。 もし猫が足を下にして着地すれば、トーストはバターが塗られた面が上になったままだし、逆にバターが塗られた面が下になって着地するならば、猫は背中から着地することになるはずだ。12思考実験

この逆説は言い伝えを皮肉った組み合わせが起源であるが、この2つの規則が常に正しいと仮定した場合、何が起こるかを分析するいくつかの面白い思考実験がなされている。

思考実験

この実験が反重力を生むだろうと冗談に主張するものもいる。それらは、猫が地面に向かって落ちるとともに落下速度が下がり、回転し始め、トーストのバターが塗られた面と猫の足の両方が着地しようとするため高速で回転しながら地面から少し上で浮いたところで安定状態になるだろうと提案する[1]。しかしながら、これは、それらを回転させ浮遊させておくエネルギーを系の外部のどこかから得なければならないが、それではエネルギー保存の法則を破ることになる。

猫とトーストがこれを達成する多数の方法がありうる。一つは、大気または日光から熱を取り出し、それを直接の運動エネルギーに変換することである。これは実現するのは困難であるが、理論上は可能である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/バター猫のパラドックス

バター猫を密室で作ることで、反重力を得るために無限にエネルギーが使われて、それをトリックに使う。たぶん数千年回せば、部屋自体の空間を消費しだすはず。恐るべきバター猫暗殺兵器。ただし、猫が死んでしまっては効力を失うので、そこでシュレーディンガーですよ!密室トリックはここで必要なわけです。死と生が確率的になるために、無限にエネルギーは使われ続けられるはず。恐ろしい。

しかし、書き出すと勝手に発展するから困る。下の「バターを塗ったトーストは常にバターを塗った面を下にして着地する」というのはマーフィーの法則なのだけれど、それをトリックにしたミステリーとかどうだろう。マーフィーの法則で、偶然の組み合わせを使って人を暗殺する殺人集団とか。楽しすぎる。まずいなぁ。たぶん警察とかには、偶然の偶然にしか見えないから殺人と認定されないだろうし。

マーフィーの法則
「失敗する可能性のあるものは、必ず失敗する」とする法則。
また、これに類似した、一群の失敗に関係する法則の総称でもある。

それと対抗して、量子力学探偵「黒猫」ですよ。え、どっかの漫画と被るって?いやいや、黒猫が前を通ると悪い事がおきるという事象にあわせてですよ。探偵は事件を吸い寄せますから。まさに黒猫というわけです。まぁ、手乗り黒猫を持っていてもいいですね。それなんて魔女の宅急便

量子力学探偵「黒猫」は、あらゆる事件の謎を観測していくわけです。殆どが密室殺人で、お前がいるから密室殺人が起きると警察に言われるぐらいの運のつきっぷり。主人公修正という奴ですね。そしてマーフィーの法則を使った、芸術的密室殺人の集団の影が見えてくるわけです。適当にツンデレなヒロインとか巻き込ませとけばいいですね。そして、その密室殺人集団との対決になるわけですね。いや、恐ろしい。

誰か、アイディアだけは提供するので、マジで書いてくれないだろうか。すごく読みたいです。書けそうな方は是非ご連絡を下さい。