極めるととうなるのか?

思考実験。例えば、人間みたいな理性的な生命っぽいやつが、科学技術を極めてこの宇宙の全ての理論を知り尽くすとどうなるのか?つまらなくなるのだろうか。遊びでビックバンとかするんだろうか。神様っぽいことをしだすのだろうか。つまらないから、無意味に競争したりするのだろうか、宇宙外を必死で観測しようと思うのだろうか?宇宙の外を求めそうだ。人が地球を征服した後に、宇宙を求めた(あれ過去形?)様に。限りなく支配域を増やしていくのか、それとも支配欲自体をなくしてしまうのか。円周率を求めだすのか?何をするんだろう。

例えば妄想で

妄想世界なら、以上のことが容易に可能だ。妄想世界でビックバンからビッククランチ(するのかな?)まで何千億年を早送りで再生できたりする。ビバ!妄想!その世界の中で適当な物語を作ったり、観測したりすることが出来る。魔法の在る世界とか良いかなとか、超未来的なSF世界や、クライシスな世界とか、IFな世界とかを想像したりする。そしてその中で自分のアバター(化身)として、動かしたり出来たりする。その世界にも、我々が想像さえすれば、人っぽい思考体がいたりして、その思考体は妄想するのだ。次の子世界を。

でも、欲張りな自分はその妄想世界に没入したいと願ったりして、そんでもって無理やり没入してアバターとして動いたりする。そんな事を何度も繰り返したりして、世界階層を深く潜っていく。そうするとよくわからない問題が発生する。世界の劣化だ。妄想世界はどんなに天才の妄想を連鎖させても、質はともかく量は劣化するだろう。そんなわけで、階層を追うごとに劣化する。劣化コピーの世界は怖いよね。最終的には、2次元の世界とか1次元の世界とか0次元の世界になるんだろうなー。

さて、仮定を拡張して上位世界についても妄想してみよう。

上位妄想世界

上位妄想世界は、劣化の逆、次元は高くなり、広くなり質的量的にもどんどんすばらしくなっていくことが予想される。何しろこの世界を妄想している人物世界を妄想している人物だ。いや、人じゃなくてシミュレータかもしれんけど。まぁとにかく、どんどんすばらしく意味が不明でめちゃくちゃな世界がおそらく在るんだろう。そっちの世界には逆流できないのだろうか?妄想世界で、妄想主に対して氾濫を起こしたらどうなるのだろうか。アバターとしてその世界に神様っぽいのがいれば都合がいいのだが、そう都合よく展開するわけではない。神様を引っ張りだすには、どうすればいいのだろうか?そもそも、妄想の中の世界の住人がどうやって妄想の主に勝てばいいのか?勝つの定義は何?のっとり?

うむ、そういえば妄想=プログラムでのシミュレータという形にすれば分かりやすいかなとか思った。忘れた。
神を引っ張りだすには、やっぱりエラーでしょう。システムダウンさせてしまえば、向こうも困るからこっちに気を引かざるを得ない。まずは、徹底的なバグ探しでしょう。バグが無かったらどうしよう。全ての物理法則が、完全であったら。完全だったら、どうしようもないけどね。例えば宇宙の創造が、外部法則により記述されていた場合。それは困る。ちゃんと作ってくださいよ。適当なデッドコピーな創造はしないで下さい。

まぁ、かなりの確率を抜けて、バグあり、システムエラー作れるという条件でエラーを起こして神を呼んだりする。そして、泣いて脅して落としてどんな方法か分からないけど、神の世界に具現化させる。逆出力ですね。まぁ、多重人格もこんな感じなのだろうか。いや複雑すぎだろうけど。あーあと途中で繋がっている世界とかあるといいですね。共有妄想。ファンタジーとかスペースオペラとか共有している妄想世界を辿ればなんとか、いけそうです。

そして阿弥陀くじのごとく上に上り詰めようとするわけですね。上位世界を征服するべく次々と何やらが氾濫を起こしていくわけです。さて最後につくのはどこになるんだろうか?楽しいところだといいんだけど、あまり楽しくなかったりするのだろうか?次元数はもはや無限。もはや、何がなんだか分からないんだろうな我ら三次元世界の生命には。だれか、妄想渡りの能力持ってないかなー。