{世界−言葉}の王

脳内対話ログ7話。そろそろまとめ作るか。

名前は世界を現す

id:kaerusanu「そろそろ、まとめページとか、このゲームのタイトルを知りたいぜ」

白猫騎士「そう言えばまだ名前すらなかったですね。実は名前が決まったようですね」

id:kaerusanu「どんな名前?」

白猫騎士「【Lord of {WorLd - Word}】だそうです。意味としては世界から言葉を抜いた

(WorLd - Word)= L

Lの王(Lord)ということだそうです。無意識の王、魔王ですね。さらに略するとLoL。英語で(笑)を意味します。というわけで、という意味だそうです」

id:kaerusanu「Lの王ね。まぁ、そこらへん凝るの好きそうだよね、魔王。いやそれよりもlolってどうなんだよ」

白猫騎士「われわれにとっては大したことでも、彼にとっては(笑)なんでしょう」

id:kaerusanu「相変わらずふざけているなぁ」

白猫騎士「とても彼らしいとも言えますけどね。lolがインターネットで生まれた表現かつ、既存の言語で表せない部分を示す「記号」という意味でも興味深いものがあります」

id:kaerusanu「・・・。うまくできすぎているのか、何なのかよくわからん」

白猫騎士「日本語的には「(笑)」とか「www」ということになりますなwww」

id:kaerusanu「いや、ふざけているだろう。どう考えても。というかお前も使うな」

白猫騎士「いや、使ってみると案外楽しいものではありますな(笑)」

id:kaerusanu「なんか、ふざけているでしょう?いや、どう見てもふざけている!!」

白猫騎士「そんなことは無いですwwwww本当ですよ。私はいつだってまじめですから(笑)」

id:kaerusanu「く・・・この馬鹿猫め」

石と流通

白猫騎士「そんなわけで、今日はどうするのだ?」

id:kaerusanu「そうだなぁ。萌王が圧倒的に人気があるから(脳内調べ)、もう一度話せないかな?」

白猫騎士「ふむ。王の召喚か。ちとコストが掛かるな。今の懐具合だと、1度は召喚できるが、すっからかんになるな。お勧めは全然できない」

id:kaerusanu「コストなんてあるのか。確かにゲームには制限は付き物だよな」

白猫騎士「この世界には、王の石があります。たとえば魔王の「魔石」。これは知識欲を物質化したものですね。萌王の「萌石」。これは自己組織力:ネゲントロピーですね。夢王の「夢石」。終末王の「終石」とか、そんな感じ王ごとに対応した石があります。召喚で呼び出すためには、この石を使います」

id:kaerusanu「ふむふむ。それを対価として、消費して呼び出すわけか」

懐から袋を取り出す。そこには、光る宝石が入っている。青い宝石が一番多いようだ。

白猫騎士「この紫のが魔石です。こっちの黄緑が、萌石、この青いのが夢石、黒いのが終石です」

id:kaerusanu「いろいろなものがあるなぁ。これを?使って、呼ぶわけか」

白猫騎士「そうです。これの結晶化を解除してエネルギーに変換して使うんです。ちょうどそちらのお金と同じですね」

id:kaerusanu「お金?MPとかマナとかじゃないの?」

白猫騎士「MPとかマナというのは流通しない力ですよね。一度、その形をとったエネルギーは、王の名の下に発行されて、それが流通するわけです。だからそれはそちらの銀行券と似ているというわけです。「神のものは神に、王のものは王に還せ」です」

id:kaerusanu「つまり、円とかドルとかと同じものというわけだ」

白猫騎士「そうです。そう、もちろん銀行もありますよ。たとえば、わが夢王の夢石を扱う「時間銀行」とか」

id:kaerusanu「すごく、タバコを吸う黒いスーツを着た男たちが勤めていそうです」

白猫騎士「よくわかりましたね」

id:kaerusanu「まじかよ。なんという「モモ」」

白猫騎士「最近始まったサービスですが、契約を行うことで現在所有していない石でも行使することができるんですよ。これがものすごく便利でしてね」

id:kaerusanu「なんという、時間泥棒・・・・」

白猫騎士「ここでの石の使い方は、こんなところです。最初に王からかなり預かってはいるのですが、夢石から萌石への変換為替はそれほど高くないですし、「王」ですから自然とコストが高いわけです。このコストは核量分が必要です」

id:kaerusanu「なるほど。その石ひとつでどれくらいなの?」

白猫騎士「この小さいので1/256です、もう少し大きいこれだと1/128。この大きめなのが1/64ですね。今あるので一番大きいこれでも1/32です」

2センチくらいの青い石をつまむ。

id:kaerusanu「なるほど、王を呼び出すのはものすごく掛かるわけか」

白猫騎士「そうです。呼び出すよりも、呼び出されたほうがコストが掛からないのでお勧めです」

id:kaerusanu「そうか逆に、向こうもこちらを呼び出すことができるんだ」

白猫騎士「はい。もちろん、向こうがこっちを知っていなければ呼び出すことはできないですが。あなたは特別なので、知らないという人はいないでしょう」

id:kaerusanu「そうか、でも待つだけじゃ進まないんだよね、このゲーム」

白猫騎士「もちろんです。さあ、誰に会いたいですか?」