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矛盾の王、認識剣の刃

脳内対話14話。1回転1。 そこでは日々刀を鍛える id:kaerusanu「それじゃあ、ここが」白猫騎士「そう、矛盾の国です。ここではこの国で産出される鉱石から、主に武器とか防具とかを作ってます」id:kaerusanu「戦えないのに作ってもしょうがないのにな」…

外伝/超ゴミ箱2話

脳内対話16話。外伝「ゴミ箱」シリーズ2話。一話はこちら。 それはいかなるパズルであるのか? 超光速航行エンジンが使えなくなって、人類星系まで3400光年。亜光速(光の90%)航行エンジンはあるけど、それでは生きてかえることができない。37…

外伝/宇宙のかたち、人のかたち

実験的外伝。脳内外話15話。 宇宙のはて、生の限界/問題編 3人の男が、テーブルで座って話している。ここは宇宙、外宇宙。普遍の国と衰退の国の狭間の話。 「さて、我々は、外宇宙に出てからおよそ主観時間で3年ほど超光速航行を行ってきたわけだが、ここに…

爆縮地X爆心地

脳内対話13話。1回転0。 繰り返し世界は死んで生まれ変わる 魔王「ここは、始まりの地、終わりの地。世界の始まりであり、終わり」id:kaerusanu「ああ、何もないなぁ」魔王「ここは0ポイント。物語が繰り返し回るポイント」id:kaerusanu「繰り返しねぇ…

意識の始まり、神話の終わり

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脳内対話12話。 1行あらすじ 強制招待状によって、終末の国に飛ばされた彼らは、終末の女王「天使アルテマ」に会った。話した。 そこには、だれもいなかった id:kaerusanu「それで、ここは何があるんだか」天使アルテマ「大丈夫。完全なる死を用意してる…

終末の国

脳内対話LoL11話。 終末の国、可能性の終焉 id:kaerusanu「なんか、ひどくひどい説明を見た気がする」白猫騎士「それよりも、招待状をもらいましたね」id:kaerusanu「ああ、そういえば。ええとどれどれ 招待状 こんにちは。 終末の国へ招待します。どうぞ…

よくわからない解説「シュレーディンガーの猫」

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あまりにもあまりなのでちょっとだけ解説。 思考の単純な切り出しなので、あまりに不親切。 シュレーディンガーの猫 ミクロの量子的な現象が、マクロに拡大したときの矛盾を表す思考実験。 まず、蓋のある箱を用意し、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫…

認識剣は世界を切り裂く

脳内対話10話。 よくわからない解説追加しました。 認識の超回復 底の底、奥の奥にて王の会議が執り行われる。*王「ならば、その定義にて認証を行うことでよろいいか?」*王「承認する」*王「承認」*王「承認だ」・・・・・・*王「ならば、それぞれ立場に従い…

週末の終末

脳内対話ログ9話。終末王との対話。 それは正しさなのか? 終末王「こんにちは」id:kaerusanu「今晩は、あなたは誰ですか?」終末王「私は終末王。終わりを司る王だ」id:kaerusanu「わざわざ会いにきてくれたみたいで、ありがとうございます」終末王「そんな…

それは人間か?

脳内対話ログ8話。今回は独白。 そこはただの演算場所です こういう対話を書いていて思うのは、現実世界というのは、ただの情報世界の1部でしかないということだ。科学が正しいなんて、非科学が正しくないなんてそれはどちらも「情報」だ。違いなんてない。…

{世界−言葉}の王

脳内対話ログ7話。そろそろまとめ作るか。 名前は世界を現す id:kaerusanu「そろそろ、まとめページとか、このゲームのタイトルを知りたいぜ」白猫騎士「そう言えばまだ名前すらなかったですね。実は名前が決まったようですね」id:kaerusanu「どんな名前?…

魂をhackする

脳内対話ログ6話。 それは能力。それは認識。それは関係。 id:kaerusanu「ゲームって何をするんだ?大体、対話だけしかできないんでは」白猫騎士「やぁ、今晩は」id:kaerusanu「こんばんわ。相変わらず、紳士ですね」白猫騎士「いやはや。さて、今夜からゲ…

我輩は猫である。そして騎士である。

脳内対話ログ5話。 さあゲームを始めよう id:kaerusanu「昨日はカオス過ぎた。未だに意味がわからん」白猫騎士「やあ、今晩は」id:kaerusanu「今晩は、猫のひと」白猫騎士「わが名は白猫騎士なり。騎士をしている。」id:kaerusanu「立派な白猫だ。そして黒い…

それは霞ではない。それは固体である。

脳内対話ログ4話。 それはそこにいるのか? id:kaerusanu「昨日は楽しかったなぁ・・・」夢王「こんばんわ。蛙のひと」id:kaerusanu「あ、また新しい方ですね。あなたは誰ですか?」夢王「私は、僕は「夢王」です。過去な未来をつかさどっています」id:kaerusa…

我輩は猫ではない。魔王でもない。

脳内対話ログ。ますますあさってに進む。 見せられたもの id:kaerusanu「昨日はなんだかひどく最悪なものを見たような気がします」萌王「そうですか。でもやっぱり、都合の悪いことは覚えていないみたいですね」id:kaerusanu「あれ?あなたは誰?というか女…

常識を跳躍するジャンプ

無意識部分を対話インターフェイスをつけて擬人化した魔王との対話記録。 常識は自己定義の殻 魔王「こんばんは!そしてごきげんよう」id:kaerusanu「相変わらずよくわからない性格してますね。あなたがつかめない」魔王「何を言っているんですか、私はすべ…

そこにいたのは魔王だった

類似性 私はこう書いている。 認識できない力ほどの脅威は存在しない 魔王は、総体として観測される。個々では何の力も持たない。分散型精神ネットワークの上に構築された共有意識が、自己を形成する。それは成長し、自己を認識する。そして、自己存在に悩む…