続ける技術

やっぱり本でしか得られない成分があるなぁと思う今日この頃。

「続ける」技術

「続ける」技術

以降、かなり意訳。

行動力学

続けるということは、根性や意思の力ではない。それは物理学と同じくらい当たり前の話。

意思とか根性とかは、エネルギー。使えばなくなります。どんなにエネルギーがあったとしても、連続試行を繰り返せばいつかはエネルギーが無くなる。これが当たり前。

なぜ習慣化できないのか。それは、根性や意思をどうにかできれば、習慣化できると考えているから。問題は別のところに有る。問題はその行動を行ったときの、エネルギーの総計が行動前と比べて上昇しているかどうか。すればするほど、エネルギーが増える行動なら、飽きるまですることができる。そのために必要なものが、インセンティブと長期的な計画に対しての短期的なゴール。それらを、コントロールすることで、エネルギーを増やすサイクルに持っていくことができる。その詳しい手段については、長くなるのでこの本を読んでくださいな。

行動を邪魔する選択肢

それと同様に、テレビをみるとか、ネットを見るとかいった簡単な行動に対しての制御も必要だ。自分で罰則を与えることで、その帯域を細くすること、公言することで社会的な拘束力を使うなどがある。どちらにしても同じなのは、自分を責めるのではなく周りの行動のルールに関して変化を求めるだけなので、比較的簡単にできるだろう。

もう少し、中身が濃くてもよかったような気がするが、これは簡単に読める(途中でやめない)ための工夫なのだろう。そんな訳で、いかに自分の行動の帯域を制御するかという話でした。