ソーシャルな呪い

実際に作るものではないけど、何か小説とかのネタになりそうな感じ。

ソーシャル カース サービス

次世代の炎上の形は

誰も何も反応しない。100%黙殺される。

言及もコメントもブクマも、はて☆スタさえも反応がない。RSS Readerが主流になるためアクセス解析もピクリとも動かない。そういう炎上。

http://d.hatena.ne.jp/Aoba/20070717/1184664551

アクセスに反応が無いというのはさすがに難しいので、アクセスのS/N比を下げまくれば同等の作用が得られるはず。昔の状態の一日何千人が見ているはずなのに、コメント0、ブックマーク0というのは結構堪える。晒されているだけのように感じてしまう。実際にそんなことは全然ないんだけど。

ということで、思いついたソーシャル カース(呪いだよ)サービス。これは我ながら恐ろしいものを思いついてしまった。簡単に概要を説明しよう。

1.呪う主が、のろいをかけたいページを登録する。(課金など他の条件をつけてもよし)

2.ボットが多数の罵詈雑言のコメント、ブックマークをつける。(このコメントはみんなで登録できる)

3.このページにリンクをつけたブログには、呪いが感染することを宣言。そして実行する。

4.呪いを払うには、かけた呪いと同等のお払いをする必要がある。(課金性)

5.あらかじめ、防護策のために、お札の購入などでのろわれるのを守る事が出来る(課金性)

6.結界の購入で、リンク範囲(課金次第)で免疫を持つ。

実際やると、犯罪くさいのでやろうとは思わないけれど、技術的には可能だ。そして、よく似た仕組みなら教室のいじめとか、ある種の宗教の弾圧とか、村八分とか良く見るものだ。炎上をサービス化するとこうなるのだろう。2chも似たような面を持っている。

ひずみの表出

呪いとは、もともとソーシャルなものだ。一人でいるときには、現れない。みんなのひずみが蓄積するようになると、その一人に呪いという形で現れる。それは固定的な集団でかつ、空気の通りが悪いときに起こる。困った事に、我々の生きている世界は認識世界であるために、周りの認識構造体から悪いフィードバックを受け続けるだけで用意に腐ってしまう。それを守るためには、完全に世界との帯域を閉め出す必要があるが、そんなうまく出来るようなものではない。

そんな訳で、ブログ世界でもある程度固定化してしまえば、そのようになりえるのだと思う。実際にあるしね。