人間関係のサイクル(1)

そろそろ物語とかフィードバック回路とかをまとめて、オブジェクト型思考のバージョン2アルファになりそう。前回のアップデートが5月だから3ヶ月か。そこそこ。今回は自分の苦手分野だったから、苦労したような気がする。なかなかヒントが見つからなかったし。

人間は特質が偏在する

前のエントリーの図の追加バージョン。

自分の例を挙げるなら、情報系とか考え方とかその分野に関して、気質は「クリエイター」で「質問者」もできると言えばできるけど、その能力比は3:1くらい。あと編集者の能力は、それなりに並だと思う。だから、ちょっと変わった質問者に興味は惹かれるし、同じクリエイターでもレベルの高い人には惹かれるし、編集者だとすごくレベルの高い人に惹かれる。というように前の工程だったら惹かれ易い。

もちろんこれはインターネット上の情報のやり取りのみだから、実際に現実の人間関係をするとすると、それに現実レイヤーを加算することになるけど。

実際に3つのリソース振り分け比は、

質問者:2
クリエイター:5
編集者:3

これくらい。
さっきと比率が違うけど、誤差だと思ってくれればいいです。たぶん上流に上るのはここまで育つと難しい。というか、たぶん3歳くらいのときからこれは変わっていないはず。母親から話を聞くと、昔から同じようなことしかやっていない。7歳くらいのときに覚えている思考は、どうやってブロックで面白いものを作るかだった。単純に組み合わせたものではなく、何か相乗効果的な仕組みを持った構造を作ろうとしていた。

昔から何も変わっていない。たぶんこれからも変わらない。これはおそらく脳の閾値とか刺激のあき易さとか左右脳バランスとかそこらへんが関係しているのだろう。

おそらく予想だけど、男性脳であればあるほど、スキル分布が狭いと予想。自分は3つくらいしかまたがっていないけど、周りの人には4つとか5つとかまたがっている人はいる。ただ、逆にそういうひとは専門性が薄くなって、特徴を出すのが難しくなるという印象を受ける。

世の中は円環=フィードバック回路になると安定する

急に話は変わるけど。恋愛事情でなぜこの人じゃないとだめなのか?というのは非常に気になるところだった。あの人がいいというのは、まぁ癖とか好みとかあるんだろうけど。

なんというか、好みの受け皿見たいのがすごく狭い人とか広い人がいるのは何でだろうとか。なぜ彼女は、彼を好きになるって、もう一人の彼を好きにならないのだろうとか。

今回の仮説に当てはめてみると結構理由がつくのではないだろうか。そして片思いがそんなに成就しない理由も付けられるのではないだろうか。

そんなわけで考えてみる。
使える部品は、上の仮説。上流工程を好きになるのと女性のほうが範囲が広い。こうなると、どんな恋愛生態系が生まれるのか。ちょっとシミュレート。

それと嫌いは、逆位相に向かうのではないだろうか。例えばクリエイターなら終末者、プロデューサーならクラッシャー、メジャーならレイトメジャーとか。だから、自分は終末者が嫌いだし、たぶん向こうも自分が嫌い。メジャー(急進)とレイトメジャー(保守)もなんか争っているように見えるし、これなら人数的なつりあいも取れるから世界は崩壊しない。たぶん7割くらいあってるはず。

仮想世界における恋愛事情

質問者、クリエイター、プロデューサー、マーケッター、メジャー、レイトメジャー、クラッシャー、終末者と8つのロールに分ける。

本当はクラッシャーを2つに分けたいけど、名前が見つからないからしょうがない。

さて、典型的なロールの説明だ。

■質問者:変わり者。無頓着。カオスを好み質問を作り出す。人数はたぶん一番少ない。レアだけど、恋愛的視点だとそんなに強くない。いやむしろ弱い(好きになる素質の人自体が少ない)。というか、質問者はぜんぜん恵まれなかったりする。

■クリエイター:少し変わり者。結構無頓着。質問を好み、変なものをやたら考え付く。結構珍しい。でも恋愛的にはあまり強くない。男性だと構造を、女性だと言語的な構築を好む。

■プロデューサー:やっと普通の人。それなりに普通。勉強とか普通に得意。理屈好き。思考は構築者でありながら割りと保守的。

■マーケッター:普通++。この層が何をしても一番稼ぐ層。人間関係でもお金でも。普通にもてるはず。この層は打って変わって表面(つまりファッションとか)を気にする。たぶん普通に3倍はもてる。

■メジャー:普通。マーケッターの鴨と言われると怒られそうだけど。たぶん普通。普通にもてる。

■レイトメジャー:普通。メジャーのカモ。残念ながら、需要と供給の関係であまりもてないはず。

■クラッシャー:???。この層はよくわからない。たぶんあまりもてないし、どうなのかよくわからない。でも結構、思春期でゆれる人はここにいたりする。どうなんだろう。考察が必要そうだ。

■終末者:もちろん需要が劇的に少なかったりする。これもよくわからない。いや、需要が無いのだけはわかるけど。

あとこれに外面の加算値を掛ければ大体の、結果が出せるはず。まぁ、結果はマーケッター工程の女性の大勝で終わるだろう。女性のほうが器が大きいため、その分ヒット率が上がる。かつ、女性の性はマーケッターに非常に向いている。メジャーとレイトメジャーの男性をごっそり誘惑できるはず。

いや、どのレイヤーでも表面系は儲かりますね。しかしながら、メジャーとレイトメジャーの男性はマーケッターの工程の下流であるために非常に苦労するわけです。まぁ、プロデューサーよりの女性だと特にですが。

メジャーよりのマーケッターの女性だと、メジャーの男性とうまくいくこともありますが、メジャー男性とマーケッター(プロ向け)だとうまくいかないような気がします。

男性が需要と供給をうまく与えられるのは、起点が同じ位の女性でしょうか。男性のほうが範囲が狭いので、女性の工程よりも早く傾斜するためです。ただ、そうすると男性側が不満になりそうです。

さてと、長くなりすぎたので次にまわしましょうか。大体の恋愛修正とか出せるはずです。なんかやけに具体的になりましたが、ここが現実と違うとか、これはおかしいだろうという指摘がありましたらどうぞ。