2007-01-01から1年間の記事一覧

オブジェクト思考::リングクラス

連続エントリーの途中だけど、なんか迷路みたいに入り込んだから、こっちを先に書いてみる。オブジェクト思考のアップデート。コアクラスとは別のクラス、リングクラスの追加。伝わっている人がすごく少ないような気がするから、簡単に書いてみる。伝わらな…

人間関係のサイクル(2)

久しぶりに恋愛の事を考えてみたり。人間が人間を好きになるとかその戦略とか。 ソーシャルハッカー 人に好かれるのが、上手な人がいる。それは恋愛でという限定条件ではなく、あらゆる状況で人に好かれるという意味だ。スキル的には、営業向き。表面系でフ…

人間関係のサイクル(1)

そろそろ物語とかフィードバック回路とかをまとめて、オブジェクト型思考のバージョン2アルファになりそう。前回のアップデートが5月だから3ヶ月か。そこそこ。今回は自分の苦手分野だったから、苦労したような気がする。なかなかヒントが見つからなかった…

創造と終末のサイクル

世の中はうまく回っている。本当にそう思う。 構築者 人間は有る程度思考の型が存在していて、その中で「思考型」同士の相関関係があるみたいだ。自分が好む「思考型」と好まれる「思考型」はどうやら別々のようだ。有る程度分布があるから、相思相愛になる…

強者と弱者の指向性

生生しく語られる体験談で繰り返し語られるモチーフ。 「どうせ、こんな自分なんて。幸せになっちゃいけないんだ」 「同情はいやだ。情けをかけられるのはいやだ」 「それでも、幸せを。生きがいを」 そんな弱者を救おうとするのは、彼らよりもほんの少し強…

小説家と神様と天才と宗教

「生きてきた私」を言祝ぐ技術 極端に幸福な、あるいは不幸な人生を送った人には「系の中で、あなたのニッチはユニークでした。 あなたが自分の人生をどう感じたのかは、私の知ったことではありませんが」 ほどほどの人生を送った人には「あなたの代わりはい…

アイデンティティと多様性の必要性

なぜアイデンティティを欲しくなるのか? 人は、複数人でいるときに、アイデンティティを求める。例えば、容姿だったり、性格だったり、技能だったり。他の人と違う可能空間を食べたくなる。双子は一緒にいれば、別の方向に向かうようになるが、別々に暮らす…

核と殻、プロダクトとマーケティング

開発してると他の文章を書く暇が無くなる。しかし、開発は受けがよくないようだ。別のブログに書こうか。ねたをばればれしても面白くないし。 核の中の核、殻の中の殻 世の中は、よいものを作ったでは売れないし、売る仕組みがあるだけではそんなに売れない…

生態系スケジューラ(3) プランニング3

そろそろ仕様を固めたいなー 昨日の一人会議の結果、役割かアイテムという線になった。どちらにしても、それをセットすると、そのロールに従って、能力値が上がる。複数の経験値によって、レベルアップのときのステータスが変わる。ステータスによって取得ス…

言語の分解

工学的アプローチからの言語 自然言語を研究するわけではなくて、言語に必要な仕様を探す。まぁ、プログラム言語みたいなものだね。 主格対象(主語) 言語の動きの対象が、主語。プログラムでは全部、コンピュータ自身になってしまうので省略されているのだ…

生態系スケジューラ(2) プランニング2

今回は仕様と前回の決まり決まらなかった部分を考える。 また例によって長くなりすぎたら続きにしようか。だが、今日は眠い。 なにに有限リソースを振り分けるか 前回ロールをキャラクターにしてと言ったが、その後で代替案を2つ思いついた。 一つは土地に割…

生態系スケジューラ(1) プランニング

え、普通に作りますよ。ただ、いつ完成するのか微妙ですが。 なんか設定の書き連ねになると、読む方がいやになりそうだけれど。こういうときこそ続きを読むか。■概要 頭の中のロールを複数の擬似人格に分割し、おのおのの利益を最大化するように、可視化する…

物語記憶=フィードバック回路

物語記憶は、フィードバック回路であることに気がついた。物語とは、物事の因果の連続体だけど、それが何を意味しているのかというと、物語の結果によって、物語の起承が認識されなおすという事だ。つまり物語は一直線のように見えて円環なのだ。これは単純…

キャラ属性とweb2.0という発明

フォーマットを作ることで大量生産の礎となる 最近の小説とか、アニメとか漫画とかで思うこと。キャラクター属性。 例えば、「萌え」とか「ツンでれ」とか。色々あるが、これはキャラクターを属性という定型フォーマットで描く事で気軽に簡単にキャラクター…

カオスダイビング

最近のイノベーションについての考察の中からでてきた。フレーム。 イノベーションに必要な事 イノベーションに必要な事がある。それは、技術でもなければ、情報でもない。現在という枠に縛られずにいかに再構築できるか。それは目的を別にした構築だったり…

生態系スケジューラ

カオスに潜ったら、こんなアイディアが。あまりカオスを泳ぎすぎると疲れるからね。手早く見つかってよかった。 スケジューラというよりゲーム こんな感じ。頭の中には、特定の役割、ロールを持った人たちがいる。ただ、その人たちは、おのおのに達成したい…

多次元化の果てに

構造主義とグーグル まだあまり確認していないのだけれど、どうやら、自分の「オブジェクト型思考」と構造主義が非常に似ている。おそらく突き詰めると同じもので、でも目的が違うのだろう。あっちは理解、こっちは創造。オブジェクト指向プログラミングとも…

イノベーションのジレンマのジレンマ

何がイノベーションを制限するか 市場の崩壊と品質の帰還 -レジデント初期研修用資料 世の中には「0 から1を作り出す人」と「1 を10に増やす人」とがいて、市場というのは主に、「1 を10にする」人達の都合で大きくなる。市場が求めているのは「1」という製…

理想のグループスケジューラ

とりあえず過去の利点を書き出してみる 一般的手帳 時間軸主体 忘れないため、バッティングしないため 時間軸の1次元 7つの習慣のスケジューラ 人生の目的軸主体 大きなタスクから、先に入れる 一般的スケジューラに目的軸を追加 時間軸と目的軸の2次元 GTD …

行動をモジュール化する

過去記事からの質問への回答。 学生と社会人の断絶と生きる目的 コメント欄より 『自分の行動は「気付き」によって、決定される。気が付いたら、オートで実行される。』気づく→「オートで」実行ここの展開が理解できませんでした。 だいぶ遠い昔のような気が…

意識はインターフェイスに規定される

「意識の骨格」というもの 「意識の骨格」を探すためには、異常な状況におかれたり、 異常な機能を持った人の思考を観察するのが早道で、 それをやっているのは結局、SF 小説とか、伝奇小説とか。実世界には超能力で空飛んだりする人そんなに多くはいないか…

よし!ハッカーになろう

Amazonからバランスボールが届いた。これは・・・いい。楽しい。まるでスライムナイトになった気分。ピエール強いよ。体幹トレーニングになりますね。 ハッカーになりたい あ、ハッカーと言ってもクラッカーとかアタッカーではなく、ギークのほうね。自分の目指…

羨望と憧れと情報の飢え

羨望と憧れ 今回の CSS Nite の件について-IT戦記 僕が言いたかったこと 服装や身なりを指して、エンジニアのことをバカにすんな!お前がかっこいいと思ってる人間よりも、もっとかっこいい人間が僕の周りにはいっぱいいるんだよ!僕はかっこいい人間に囲ま…

心を再構成する

思いついただけポストするのって、楽ですね。いかに質を高めながら、数も高められるか。ノルマではなく、やりたいからやる。 心というフィードバックシステム 心は、感情は体験した物語の価値判断である。物語に感情をつけることで、初めてその物語に色が着…

魔王がいつまで経っても世界征服できない理由

久しぶりに毛色の違うことを考えてみる。 魔王の目的はそもそも世界征服だったのか? 魔王のマネジネント能力について。 魔王は何故いつまで経っても目標を達成出来ないのか。つまり、何故組織としてプロジェクトを遂行出来ないのか。大抵の魔王軍団において…

ソーシャルな呪い

実際に作るものではないけど、何か小説とかのネタになりそうな感じ。 ソーシャル カース サービス 次世代の炎上の形は 誰も何も反応しない。100%黙殺される。言及もコメントもブクマも、はて☆スタさえも反応がない。RSS Readerが主流になるためアクセス解析…

テンポを持って書いてみる

リズムがあれば速く読める具体的な方法は下記の通り。 自分が1ページ読む時間を把握する それより少しだけ速い間隔で音がなるようメトロノームを設定する これが今の君が読むべきリズム リズムに合わせ本を読み進める とにかく視線を文字の上で動かす 読めな…

時系列のオブジェクト=物語認識

どこまで未来に進めるかな。あ、誕生日だ。違うか。 時系列の認識 今まで、時系列がどのように認識されているのか、因果がどのように構築されているのが見えなかったが、ようやく見えたような気がする。答えは、一つ前のエントリーに書いたように物語として…

物語記憶という発明

人はなぜ、自己認識を持つ事ができたのか 時系列の因果を繋げる線を人は、物語という。物語は、人にとって大切なもので、それが無ければ世界は点で構成されたカオスになってしまう。私という記憶は、過去からの私を現在に引継ぎ、物語として記憶に紡ぐ。物語…

変な世界の作り方

「変な社会」の作りかた 昔挫折した犯罪小説のプロット。見たことがあるような人が出てくるのは、たぶん気のせい。きっかけはたぶん、疲労感から。大きな夢と、志を持った技術者と。 毎日の徹夜。繰り返される学園祭前夜。 生み出される新しい技術。拡大して…