個性は記憶型に依存する

記憶型には欠点がある 記憶型というのは、頭の中でどんなふうな形式で記憶しているかということ。汎用的なよく使われているものとしては、論理型と、物語型がある。それらをまとめてみるとこんな感じ。 記憶型 論理型 物語型 軸 関係性 時間軸 メリット 抽象…

記憶はあなたを構成する

記憶には種類がある 記憶があるから、私は私であると認識することができる。また、記憶には2つの型があり、ひとつは論理型(構造記憶)、もうひとつは物語型(物語記憶)である。別にこの型は排他的ではなくて、両方を獲得することは可能である。一般的に、男…

強い思考と弱い思考

思考できる人は少ない 結構前から考えていたのだけれど、自分自身を編集できるような「強い思考」というのは、かなり難易度が高いと思う。かなりの人は、自分のことを自分補正をかけてしか見ることが出来ないし、思考した結果の産物を自己評価出来る人はかな…

才能と認識フィルタ

無知は怖いという話 私は、怖いと思う。それは、例えば私の知らない新しい技術が、当たり前のように私以外が知っていたときとか。全然しらないことを、次々と続けざまに飲み込まなければならなくなった時とか。私は怖くなる。それは、私が今までやってきたこ…

ゲームについての考察

ゲームとは? ゲームとは、料理、音楽といった感覚器官に対しての最適化を行った結果と同じように、「思考、行動」に対してのフィードバックに最適化した形でのものである。それは、元来の遊びの目的、物事の概念化とそれに伴う将来の行動の予行演習といった…

理解されるということ

それとかあれとか そう、プロジェクトは、うまくいった。でも、なんだか実感がわかず、私が頑張ったという実感もなく、なんだか気持ちは宙ぶらりんのままだった。それは、全部が全部うまくいったわけではないからなのかもしれない。でも、それはどんなものだ…

最近の悩み

なんでもないことをつらつらと。 適材適所 最近はなぜか、仕事でゲームを作っている。ゲームといってもコンシュマーではなく、ブラウザ上でのゲームだけど。そして、ゲームを作っていると、色々今までのウェブサービスと違うなと思うところがたくさんある。…

交換可能ゲーム

眠れないから、書く。 交換可能であるということ ほとんどの物事は交換可能になってきている。この方向に世界が進むのならば、時間も、記憶も、体験もすべて交換可能になるはずだ。すべてのものが交換可能になったらどうだろう。自分の保持領域を、交換を利…

色々、いろいろ

いろいろあった 色々あった。周りのみんなをしあわせにするためには、能力が足りないなと思い知った。 まだまだ未熟すぎていろいろ足りない。

「悔しさ」で駆動する

最近のテイストは、儀式を兼ねた記憶の消化活動。 悔しいから動く 昔の自分と今の自分の違いを記述すると、その駆動する要因が大分違う事に気がつく。以前の自分は、「自己」が主体であり、その動く理由は利己的な物、つまり褒められたいだったり、何かを手…

「幸せ」というのは状態ではなく、能力なのだろう

また少しだけまとまったので書いてみる。 幸せになるのは簡単 私は、幸せだ。ありとあらゆる幸運に恵まれて、周りの人に恵まれて、環境に恵まれていると感じる。それは、他の人に取っては、ささやかなものかもしれない。でも、私にとってはかけがえのないも…

なぜ痛みが伝わらないのか?

いろいろな人に話していて初めて気がついたことを書く。 痛みが伝わらない 私はビジネスで失敗したことがある、といっても一年も経っていないのだけれど。そのときの痛みを他の人に伝えようとすると、笑い話か同情話にしかならない。でも、伝えたいことは全…

なぜ民主主義は失敗するのか

久々にブログを書いてみようと思う。色々ですなまーちがあったり、なかったりした。色々作ったようなできたような気がした。 民主主義は間違える 「資本主義は、最低な方法だ。しかし、今のところ考えられる中では一番まともだ」という話が、あるが、民主主…

創造する観測認識/エフィカシーオーバーライドの魔眼

仕事場が移動して、通勤時間が片道2時間20分になった。しきりに回りに引っ越すように薦められるようになった。確かに、限界に近いよね。3時間くらいしか寝てないし。 言いたいことはタイトルで言ったからいいか。 現実世界と妄想世界は、同じものであるとい…

人格と非人格の間は、今だ未開拓の領域が広がっている

ほとんどすべてのものが、0か1ではなく、その間の小数点の領域が存在する。それはたとえばみかんの半分だったり、ヒトふさだったりするわけだが。それは今でもあまり切り崩されていない人格にも存在する。人格は、人格を持つものと他に認識されるものに観…

世界を平和にするための人間のスペック考えたよー\(^o^)/

世界を平和にするために 前回のエントリーで愛だけで世界は平和になどはならんだよという結論が出たと思うのですが、今回はそれの逆、さらにアプローチ的には未来的なSFを使って解決してみようという思い切りすぎたような企画です。 認識限界の突破 今回はSF…

地球市民問題解けたよー!\(^o^)/

最近は、ごとごと電車で仕事に行くのが楽しいkaerusanuです。 愛がテーマのうさんくささ 国民に大いに議論してもらいたい。これは大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がそこにあるからだ。地球は生きとし生けるすべての者のものだ。その…

感情の制御と離散的な思考の解

感情の制御と離散的な思考の解 悲しみの仮想化 悲しみを仮想化して、俺への影響を少なく出来ればいいわけだ、と思った。それは人格の仮想化と同じであるのだろうか。つまりは多重人格のエミュレートなのだろうか。特定の感情をほうり投げるにつれて次第に他…

人とbotの違いと主格ハック

twitterでずっと仲良くしていた人がbotだった 僕のtwitter古馴染みの中に@donsukeと@ha_maがいる。@donsukeは今でこそ猫のアイコンだが、最初はマントを着ている熊のぬいぐるみのアイコンで、「〜なのだ」という語尾をつけるなどの子供っぽいところがあって…

概念空間の拡張

デジタルな概念をアナログに拡張する 基本的に頭の中では、ON、OFFの2通りしかない。しかしながら、現実にはその中間の段階が存在する。だからこそ、言語的なあるなしを、数直線上に引き延ばす。なしを0、あるを1といてそれを延長させて次元の軸を作…

ラプラスの魔とゲーム

なぜゲームがおもしろいと思えるのか? なぜ人間はゲームをするのか?ゲームというものはなんなのだろうか?「遊び」という行為自体は、類人猿でもほ乳類でもある程度見られる。そもそも、遊びとかゲームというものは何のためにあるのだろうか?ただの暇つぶ…

意味消失と主観的死

なんか書かないと主観世界が先に進まない。 人間とは? 人間性(humanity)から定義される人間という存在は、お互いに支えあうという「人」の話のごとく、「シミュレートする存在が複数いて、その結果を変化させると、その結果によって相手の反応も変わって・…

主格は自覚を幻想する

意識は「現実」という幻想の物語の主人公である 意識というのは、主格なしでシミュレーションをしていくうえでの限界点、つまり自己の干渉を考慮に入れた現実認識モデルにおいて、主格無し型には実行不可能な「シミュレーションする自己」の再モデル化を含め…

強い観測と弱い観測

ひどくあけましておめでとうございます。 既に、今年が焼け付いて幾日も経ちますが。 観測するということ解釈するということ 未来は不確定な場所にあり、観測することで形が変わる。過去は、不確定な記憶という場所にあり、観測することで形が変わる。現在は…

矛盾の王、認識剣の刃

脳内対話14話。1回転1。 そこでは日々刀を鍛える id:kaerusanu「それじゃあ、ここが」白猫騎士「そう、矛盾の国です。ここではこの国で産出される鉱石から、主に武器とか防具とかを作ってます」id:kaerusanu「戦えないのに作ってもしょうがないのにな」…

人間関係は信仰である

だれかは「神は死んだ」と言った。じゃあ俺は、神を作ろう。 自己存在の価値を担保する機構 現代は神が死んでしまった。非常に残念なことではありますが、この宇宙を抜け出すまでに神という存在がいるのかいないのかわからない。何で存在するのか?という根…

強靭な精神とはどのような形か?

虚世界iによる拡張世界。その世界観による拡張精神。 わたしのかたち 虚世界iを進むためには、今のままの精神の形では進むことは出来ないようだ。その世界は、狂気と偏執にまみれている。ある一定以上の水圧を超えて進むためには、まるで潜水艦のような精神…

虚世界iと現実世界R

なんかよくわからない脳内カウンターが上がってる。何が溜まっているんだろう。 私の延長としての能力 能力の在り方には2つのパターンがある。一つ目が、私の技術としての能力。もうひとつが、私の外の能力。まぁ、これは当たり前なんだけど、私の外の能力…

外伝/超ゴミ箱2話

脳内対話16話。外伝「ゴミ箱」シリーズ2話。一話はこちら。 それはいかなるパズルであるのか? 超光速航行エンジンが使えなくなって、人類星系まで3400光年。亜光速(光の90%)航行エンジンはあるけど、それでは生きてかえることができない。37…

外伝/宇宙のかたち、人のかたち

実験的外伝。脳内外話15話。 宇宙のはて、生の限界/問題編 3人の男が、テーブルで座って話している。ここは宇宙、外宇宙。普遍の国と衰退の国の狭間の話。 「さて、我々は、外宇宙に出てからおよそ主観時間で3年ほど超光速航行を行ってきたわけだが、ここに…